パワポマクロでテーブルの列幅を操作ウォッチ式でオブジェクトのプロパティを探ってみた

PowerPointで複数テーブルの列幅をマクロで一括変更したかったので、
まず、スライドに挿入したテーブルの列幅を探ってみます
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目次
00:00 ライブ開始の挨拶
00:33 1.いつもの手ウォッチで探る
05:38 変数選択後、右クリック後、ウォッチ式の追加操作方法
08:08 1.1 表の判断は HasTable
11:29 1.2 列幅は Width
15:14 Item1など、中身を探る
16:16 2.列幅の値を代入するには？変更するには
18:09 2.1 Columns.Item(n)
20:19 2.2 Table.Columns(n)
28:05 2.3 頭ActivePresentationからいくと
31:38 3.全ての表を探し、列幅を取得する
38:55 4.ExcelからPowerPoint表の列幅を取得する
45:35 実行結果パワポ表の列幅をExcelシートへ書き込む
47:41 5.次は、逆パターン Excelシートの列幅をPowerPointにセットして表の列幅を変更する
49:04 実行結果を先に見せる
51:06 コードを説明する
55:23 6.おわりの挨拶伝えたかった事を再度伝える
59:35 再度伝えたいことを説明する

1.いつもの手ウォッチで探る

シェイプの下にある、オブジェクトを
ウォッチ式で探ってみます。

'パワーポイント 選択Slidesを1つ変数へ代入、STOPで止める
'ウォッチ式で確認テスト用
Sub Test001_選択Slidesを1つ変数へ代入()
   
    Dim objShape As Shape
    Set objShape = ActiveWindow.Selection.ShapeRange(1)
    '↑1番目を変数に代入、未選択はノーチェックぉぃぉぃ

    Debug.Print "objShape.Name=" & objShape.Name
    MsgBox "選択されたシェイプは" & objShape.Name

    Stop  'ここで、コードの実行を止めるので、ウォッチ式を追加してね

    MsgBox "終了、お疲れ様"

End Sub

1.1 表の判断は HasTable

: HasTable : msoTrue : MsoTriState : Module1.Test001_選択Slidesを1つ変数へ代入

1.2 列幅は Width

+ : Table : : Table/Table : Module1.Test001_選択Slidesを1つ変数へ代入
+ : Columns : : Columns/Columns : Module1.Test001_選択Slidesを1つ変数へ代入
: Count : 4 : Long : Module1.Test001_選択Slidesを1つ変数へ代入
- : Item 1 : : Variant/Object/Column : Module1.Test001_選択Slidesを1つ変数へ代入
: Width : 150 : Single : Module1.Test001_選択Slidesを1つ変数へ代入

2.列幅の値を代入するには？変更するには

? objShape.Table.Columns.Count
4

2.1 Item(n)

? objShape.Table.Columns.Item(1).Width
150
objShape.Table.Columns.Item(1).Width = 300

2.2 Table.Columns(n)

objShape.Table.Columns(2).Width = 200
objshape.Table.Columns(2).Cells(2).Shape.TextFrame.TextRange.Text = "Ken3TEST"

2.3 頭ActivePresentationからいくと

? ActivePresentation.Slides(2).Shapes("表 2").Table.Columns(2).Width
200

以上が、ウォッチ式を使い、オブジェクトの値を探る方法です。